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チャイコフスキー

  アイテム一覧  
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チャイコフスキー:3大バレエ チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番 ヴァイオリン協奏曲、他 チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 チャイコフスキー:交響曲全集 チャイコフスキー:交響曲第5番 チャイコフスキー:交響曲第6番 チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲 チャイコフスキー:VN協奏曲 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
チャイコフスキー:3大バレエ チャイコフスキー: ピアノ協奏.. チャイコフスキー:交響曲第4番.. チャイコフスキー:ピアノ協奏曲.. チャイコフスキー:交響曲全集 チャイコフスキー:交響曲第5番 チャイコフスキー:交響曲第6番 チャイコフスキー:バレエ「くる.. チャイコフスキー:VN協奏曲 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲..


チャイコフスキー:3大バレエ

[ CD ]
チャイコフスキー:3大バレエ

・カラヤン(ヘルベルト・フォン)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2006-11-08
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
 Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 868円〜
チャイコフスキー:3大バレエ
- 収録曲 -
1. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品...
2. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品...
3. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品...
4. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品...
5. バレエ組曲≪眠りの森の美女≫作品...
6. バレエ組曲≪白鳥の湖≫情景
7. バレエ組曲≪白鳥の湖≫ワルツ(第...
8. バレエ組曲≪白鳥の湖≫白鳥の踊り
9. バレエ組曲≪白鳥の湖≫情景
10. バレエ組曲≪白鳥の湖≫ハンガリー...
11. バレエ組曲≪白鳥の湖≫情景
12. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品...
13. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品...
14. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品...
15. バレエ組曲≪くるみ割り人形≫作品...
・・・
カスタマー平均評価:  4.5
さすがにカラヤンだ
白鳥の湖・情景は、カラヤンの凄みを感じる。 叙情的美しさを、カラヤン・BPOの切れ味鋭い演奏が、凌駕し聴く者を凍らせる。 何度も聴いた曲なのに、これだけは次元が違う気がする。 残りの曲も推して知るべし。 値段も安く、買うべき一枚だと思う。
華やかなバレエ音楽
ジャケットの通りの華やかな音楽で、3つの作品のオムニバスとは思えない程、アルバムとしてトータルに楽しめる稀有な一枚です。 カラヤンの颯爽としたスタイルと、ベルリンフィルの華麗な演奏が、塩梅好く調和する。白鳥の湖も、くるみ割り人形も、ドラマティックで、華やかな気分で聴くことができるのです。クラシックに、チャイコフスキーに求める、華麗なひと時が味わえます。 最初にこのディスクに出会ったのは、もう20年も前です。何百回と聴いていますが、まだ聴き足りないですね。少し落ち込んだ気分が華やかに変わった経験も、何度もしました。苦しいときに助けられたアルバムのひとつです。 この華やかさ。自分の結婚式のとき、使う音楽として真っ先に想い付きました。ケーキカットの時の花のワルツは、とても印象的に残っています。
花のワルツのラスト
チャイコフスキーのワルツ=ディズニーという方程式が勝手にできあがっているクラシックド素人の自分ですが、 カラヤンによる抜粋、しかも安価版ということで聞いてみました。 眠りの森の美女のワルツ、そして最後の花のワルツは堪りません。大好きです。でも、演奏の締めが「ジャジャンジャンジャンジャン」と足早に終わってしまい、華麗な美しさに酔いそれていたのにそのあっけなさに興ざめ・・ということで、星四つです。他の三大バレエのCDも探してみようと思います。
弦の響きが美しい
カラヤン節のオケは色々聞きましたがこれもなかなか良いと思う 何と言ってもベルリンフィルの弦のまろやかさがたまりません! なのでちょっと元気よいアンドレプレヴィン指揮CDより このCDの方のが好きです カラヤン節のがなんとなくオーヴァーに美しさが語られている感じが聞くとするのです この値段でこの優雅さは満足。でも全曲聞けるとなお良かった

チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番 ヴァイオリン協奏曲、他

[ CD ]
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番 ヴァイオリン協奏曲、他

・オムニバス(クラシック)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2005-03-23
参考価格: 1,500 円(税込)
販売価格: 1,350 円(税込)
 Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,000円〜
チャイコフスキー: ピアノ協奏曲第1番 ヴァイオリン協奏曲、他
- 収録曲 -
1. ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op....
2. 歌劇「エウゲニ・オネーギン」~ワ...
3. ヴァイオリン協奏曲ニ長調op.35
カスタマー平均評価:  5
なんとまあすごい名演奏ばかりが、こんなに安くてぎっしりと。
私はあまりこういう企画CDというか、寄せ集めCDを買うのはなんとなく 安物買いをしているような気がして好きではないのですが。 ただ、このCDにはクレメール+マゼールのバイオリン協奏曲が入っていたので どうしてもこの演奏が聞きたくて、思わず買ってしまいました。 あまりほかの演奏は気にならなかったのですが、 のこりの演奏もすごいものばかりですね。 これはお得!じゃ○ネットの社長もびっくりの裏声で、 薦めたい気分になります。特にクラシック初心者の人は これだけ買ってればもうチャイコのさわりはOKって感じですよ。 (その先はラマン湖の水深よりも遥かに深いですが。) ただ、どれも有名な演奏ばかりなので、ある程度CDを持っている人は どれかひとつぐらいはすでに持っているCDを重ねて買うことになるかも。 (私もリヒテル+カラヤンのピアノ協奏曲がかぶりました・・・でもいいや)
お買い得な名演集
私はクレーメルのヴァイオリン協奏曲以外は既に所持していたが、どれも素晴らしい演奏ばかり。名盤の誉れ高いカラヤンVSO&リヒテルのピアノ協奏曲に、大砲が大迫力、ドラティの「1812年」など初心者からマニアの方まで誰もが楽しめる内容。クレーメルのヴァイオリン協奏曲もクールでカッコイイ演奏。値段も安いし、非常にお買い得。
クラシック初心者向け
このCDの最大の魅力は、カラヤンとリヒテルによるピアノ協奏曲第一番である。 リヒテルのピアノの生き生きとしたタッチや、それをバックで支えるカラヤン&ウィーン交響楽団の豪華絢爛さは例えようも無い。 また、クレーメル&マゼール指揮、ベルリンフィルのヴァイオリン協奏曲の出来栄えも文句無くすばらしい。 価格もお手ごろなので買ってみるのはいかがでしょうか?

チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」

[ CD ]
チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」

・ムラヴィンスキー(エフゲニ)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2001-10-24
参考価格: 4,800 円(税込)
販売価格: 4,321 円(税込)
 Amazonポイント: 43 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,800円〜
チャイコフスキー:交響曲第4番、第5番、第6番「悲愴」 ※一部大型商品を除く
- 収録曲 -
1. 交響曲第4番ヘ短調op.36
2. 交響曲第5番ホ短調op.64
3. 交響曲第6番ロ短調op.74「悲...
カスタマー平均評価:  4.5
好き嫌いが分かれる個性的な演奏
一部の音楽評論家が一般向けの書物などで絶賛することから、チャイコフスキーの交響曲の名盤とされている。 内容的には、研ぎ澄まされた弦のアンサンブルが特徴的で、一貫して激しい緊張感がある。反面、汚い金管の音が何とも場違いであり、また始めから終わりまで表情の変化に乏しい。スタンダードな演奏というより、かなり個性的な演奏であり、もっと言えばチャイコフスキーを聴くと言うよりもムラヴィンスキーを聴くCDだ。 チャイコフスキーの後期交響曲の1枚目にはオススメしないが、2枚目や3枚目に買うには面白いかも知れない。
テンポによって好き嫌いがはっきりするのでは・・・
ムラヴィンスキー指揮のテンポが速すぎるのはいかがか、と思います。 交響曲第4番第4楽章は7分50秒、交響曲第6番<悲愴>第1楽章は17分。 通常より1分30秒近く速い。非常に常軌を逸している。 それでもこの速さが好きですか?好きか嫌いかはあなた次第です。
やはり、名盤ではないでしょうか
世評、名盤として名高い、ムラヴィンスキー指揮、レニングラードフィルのコンビによるチャイコフスキーの3大交響曲です。完璧な練習の元に、演奏される鋼鉄のアンサンブルが、このレコードの特徴といわれますが、第4番冒頭の管楽器の音を聞いた時から、終始一貫して、それを感じることができます。 オケの魅力として、ウィーンフィルを筆頭とする、弦楽器の美しい響きが語られることが多いのですが、ここまで、一糸乱れぬ演奏をされると、こういうのもありかなと思います。このアルバムをして、チャイコフスキーの美しい旋律を歌わせていないというご意見もありますが、そこまで気になることもなく、美しい旋律は旋律で、十分、美しい響きを持っています。 確かに、ワルターら歌わせる指揮者に比べれば、ムラヴィンスキーの指揮はそうでしょうが、長所を楽しめばよいのではと思います。
ムラヴィンを知らずしてチャイコを語るな
この盤が歴史的であることは周知であろうが、特に5番には驚いた。4楽章が11分11秒とは何というすごさ。決して音質はステレオとはいえよくはないが、それを超えて伝わってくるものが確かにある。展開部の白熱ぶりはナマでも味わいがたいほど。欲を言うと最後のところは早いが故に少し物足りなくなっているが、超高速テンポで通しているためここだけ遅いとむしろ不自然。初めて買う人はこれが価格、内容的にもダントツ。
これさえあれば
これがあれば他のものをあえて買う必要はわたしは感じられません。他のを聴くのが時間の無駄とまで感じてしまう数少ない名盤と個人的に考えます。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

[ CD ]
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調

・リヒテル(スヴャトスラフ)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2001-10-24
参考価格: 1,800 円(税込)
販売価格: 1,620 円(税込)
 Amazonポイント: 16 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,610円〜
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調/ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 ※一部大型商品を除く
- 収録曲 -
1. ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.1...
2. ピアノ協奏曲第1番変ロ短調op....
カスタマー平均評価:  4.5
正真正銘の名盤
あらゆるラフコン2の中で決定版。リヒテルの演奏が素晴らしいのは認めますが、それだけではないのです。音質、録音が素晴らしいのです。古い録音ですが、技術がシンプルだったことが幸いし、オケとピアノの奇跡的なバランスをもたらしたものと思われます。同じ録音は2度と出来ないと思います。まさに音の世界遺産。これが良く聞こえないのは、あなたの再生装置がおかしいと思うべきです。リヒテルはピアニストのベストではないが、このラフマニノフはすべてのクラシック名盤中の最高傑作のひとつだと思います。
録音(音のバランス)がよくない
大変期待して買っただけに、録音のバランスの悪さにがっかりした。 音が全然前に出てこず、後ろ向きに引っ込むような音場。 オーケストラとピアノの音量バランスも大変悪い。 オーケストラの音も酷く薄っぺらく、管楽器の音は大変小さい。 とにかく、最後まで聞くのが苦痛だ。
録音が悪いのだろうか?
ラフマニノフのピアノ協奏曲は、1959年4月の録音とのことで、アシュケナージの1984年4月の録音より25年も古いので、ピアノもオーケストラも全体が平板に聞こえる。 チャイコフスキーのピアノ協奏曲も1962年9月なので、少し物足りない。 好き嫌いがあると思いますが、私にとっては微妙な一枚です。
お勧め
リヒテルのラフマニのコンチェルトは特にお勧めしたいです。 そのパワフルな演奏にはまだ余裕すら感じられる。 聴き終わった後に感動が覚めず、また何度でも聴き返してしまう。 この曲に関しては歴代最高ではないでしょうか?
素敵!すてき!ステキ!
ラフマピアコン2が欲しくて購入しましたが、 カップリングが、チャイコン1とは豪華・豪華。 ラフマニノフの演奏は本当に素晴らしく、情緒的で、うっとり聞き惚れました。 チャイコフスキーのほうも私は好きですが、 聊かこけおどし的というか、大げさな印象に感じます。 (が、作品そのものがこけおどし的であり、これはマイナスな印象ではありません。)

チャイコフスキー:交響曲全集

[ CD ]
チャイコフスキー:交響曲全集

・ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【ポリドール】
発売日: 1997-06-25
参考価格: 6,116 円(税込)
販売価格: 5,811 円(税込)
 Amazonポイント: 58 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 3,360円〜
チャイコフスキー:交響曲全集 ※一部大型商品を除く
- 収録曲 -
1. 小ロシア 交響曲第2番ハ短調
2. 同第4番ヘ短調op.36
カスタマー平均評価:  4.5
何故にカラヤンはチャイコ好き?
カラヤンのチャイコフスキー交響曲全集‥カラヤンが1?3番の初期交響曲を録音してくれるとは思っていなかったので発売当時「驚いた」のを思い出す。ベートーヴェン・ブラームス・モーツァルト等「ドイツ・オーストリア」系の作品を得意とする、「ザルツブルグ」生まれの彼が「何ゆえ」ロシアの大作曲家「チャイコフスキー」を好んで取り上げるのか?カラヤン自身も語っていないし、文献にも記述がないので「憶測」するしかないがこの作曲家特有の「哀愁を帯びた美しい旋律とメランコリックな情緒」がカラヤンを「惹き付け」るのかもしれない‥。演奏はBPOの完璧なアンサンブルと美しいオケの響きにより「充実した演奏」が楽しめる。「悲愴」は後のVPOの「枯れた表現」も美しかったが、こちらのBPOの演奏も「粒の揃った音色・スケールの大きな表現」が素晴らしい名演だ!(同オケ71年録音の情緒あふれる演奏も必聴)初期交響曲は後期に比べカラヤンの「思い入れ」が不足しており演奏も「メリハリ」に欠けるが「オケのアンサンブルが美しい」立派な演奏だ!初期交響曲は「ロストロポーヴィチ・LPO」の演奏が「作曲家への共感」が深く「最も面白く」聴ける。残念ながら「マンフレッド交響曲」が抜けているとはいえ、チャイコフスキー交響曲全集では「最も完成度の高い」カラヤンの代表的な「名録音」だと思います‥!
カラヤン最良の遺産のひとつ
最初に断っておきます。カラヤンの演奏は嫌いです。でも.... このチャイコフスキー交響曲全集でのカラヤン&BPOは、 最初から最後まで集中力を保ち、カラヤンにありがちな 「ゴージャス=ケバケバ、ギラギラ&ユルユル」な雰囲気を封印し、 実に聴きごたえのある名演を成し遂げていると思います。 特にオススメは交響曲第5番。これは数ある録音の中でも指折りの名演と思います。 全盛期のBPOによる演奏は一分の隙もなく、圧倒的なテクニックを 音楽の感動に昇華していきます。そしてそれを引き出しているのは、カラヤンのタクト。 ギラギラになりそうな一歩手前で踏みとどまり、どっしりとした分厚いサウンドを 見事なまでに最上級の緊張感へと誘ってくれるのです。 カラヤンはこれまでに幾度となくチャイコフスキーの交響曲を録音していますし、 最晩年にはウィーンフィルと「悲愴」の名演を成し遂げています。 それほどまでに思い入れのあるからこそ、 これだけ楽曲の本質に迫る演奏をすることができたのかもしれません。 なんにせよ、この全集はファーストチョイスとしてだけでなく、 チャイコフスキー交響曲全集の決定版として推薦することすら やぶさかではない、実にすばらしい演奏です。 少なくとも..... チャイコフスキー好きでこの演奏を聴いたことのない人は、 名演について語り切ることはできないと言い切ってよいでしょう。 好悪はともかく、必ず一度は聴いておくべき名盤だと思います。
びっくりするくらい立派な演奏です。
 この録音は、カラヤン=ベルリンフィルの正に絶頂期のもので、個々の奏者のテクニック、アンサンブルの正確さ、表現力の豊かさ、音響のパワー、どれをとってもこれ以上の演奏は、正直言って考えられません。音の洪水に身を任せ、薬師丸ひろ子の「ああ、快感!」というセリフ(ちょっと古いね!)を思わず口に出してしまいそうになります。  1?3番についての評論家の批評は「曲への共感が足りない」などと厳しいものがありますが、一般大衆の私には、「あまり有名でない曲を立派な演奏で聴かせてくれててありがとう!」という感じです。4?6番については、今さらあれこれいう必要のない名演奏です。  みなさん、素直な気持ちでじっくり聴いてみてください。きっと至福の時が得られますよ。

チャイコフスキー:交響曲第5番

[ CD ]
チャイコフスキー:交響曲第5番

・カラヤン(ヘルベルト・フォン)
【EMIミュージック・ジャパン】
発売日: 2004-12-08
参考価格: 1,300 円(税込)
販売価格: 1,213 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1,133円〜
チャイコフスキー:交響曲第5番
- 収録曲 -
1. 交響曲第5番ホ短調 作品64
カスタマー平均評価:  4.5
マイベスト・チャイ5と久々に再会!(涙)
私は、あらゆるクラシック曲の中でチャイ5がダントツぶっちぎりで一番好きだ。評論家や音楽通が通俗的だとかなんとか酷評しようが関係ない、好きなものは好きなのだ。しかし、マイベスト・チャイ5と呼べるような演奏にはなかなか出会えない。このレビュー欄で圧倒的人気を誇るムラヴィンスキーは気に入らなかった。カラヤンの70年代後半録音の全集は秀演だが、マイベストとまではいかない。私の好みがうるさ過ぎるのだろうか?と悩みながら、今回同じカラヤンの71年に録音されたこの盤を購入してみた。 …こ、これだ!… この何とも自然な流れと豊かな響き。これは、私が若かりし頃LPレコードで毎日のように聴いていたチャイ5ではないか!あの東芝EMIの緑色のLPジャケットが頭に浮かぶ。そうか、どんなチャイ5を聴いてもいいと思えなかった訳は脳裏のどこか隅っこにこの若きカラヤンの情熱的な演奏が刷り込まれていたからだったのだ。第2楽章後半の運命の動機の強奏でTpがホンの少しフライングするところなど鮮明に覚えている…演奏は、今の流行りからすれば全体に遅めなのだろうけど、遅いとは感じさせない。ソロではたっぷりと歌わせ、楽器が加わっていくと共に徐々にインテンポに上げていく絶妙なテンポ設定が全くもって自然。特に第4楽章のG.P.以降最後の4連打までの、過剰な演出を廃し自然の流れに身を委ねるような音楽に大拍手!全体に熱っぽい表現と評されることが多いこの演奏、強めに鳴らしているのは確かだが、それが限りなく豊かで美しい音なのだ。特にホルンは弱音のソロも強奏のソリも本当に身震いするほどいい音。もちろん録音年代からして音質自体は最新のCDとは比べようもないが、それを差し引いても有り余る、まさにベルリン・フィル黄金期の音である。…チャイ5については今のところカラヤンのこの盤と小林研一郎がマイベストだ。これからもたくさんのチャイ5を聴いていくだろうが、このマイ・ベストはそう簡単に更新されはしないだろう。
熱く燃えるカラヤン
甘美な演出たっぷりの第2楽章、細やかな各パートの演奏が見事な第3楽章。 そして最後の第4楽章では、いつになく感情むき出しで熱く燃えたぎるカラヤンが聴かれます。 晩年のDG盤と比較すると、こちらの方がカラヤン自身の充実した生命力を感じることができます。 第6番“悲愴”でもそうでしたが、特筆すべきはやはり'71年当時のBPOの演奏能力です。 金・木管系がカラヤンの期待にしっかりと答えを出してくれた結果、 情感たっぷりの弦と共にメリハリある第5番に仕上がっています。
チャイコの第5番はこれがベスト!
カラヤンが生涯に5回録音した第5番の演奏のうち、3回目にあたるのが本作品です。古今東西で、これに勝る熱演はないでしょう。 お勧めは2楽章と最終楽章です。2楽章では冒頭のホルンが優しく、表現力が豊か。1回目の「運命の動機」に続くピチカートはわざとタイミングをずらしてあって、とても効果的。中盤クライマックスで弦楽器主体で奏でられる「嘆き」と「訴えかけ」のメロディーは、高揚感が素晴らしい。諦めの境地に陥ったあとに、突如鳴り響く2回目の「運命の動機」は何回聴いても、びっくり!心臓に悪いくらいです。 最終楽章では、オケ全体が良くまとまっておりながらも、荒々しい野性味溢れるリズム感が魅力的。チャイコが自ら述べた「あの曲にはイヤなものがあります」と言った部分が、良い意味で表現されている。そしてこの交響曲の一番の魅力である、長大なコーダ。カラヤンならではの絢爛豪華で勇猛なマーチで締めくくられる。 チャイコフスキーの嘆きと狂騒の2面性を見事に表現しきった名演奏です。
チャイ5は日本人好み
陰鬱なホ短調から始まる第1楽章からで始まり、第2楽章のアンダンテでは、緩徐楽章でまるで静かな湖畔の旁らにたたずんでいるように感じます。第3楽章は、数々のバレエ音楽を作曲してきたチャイコフスキーならではの優雅なワルツです。最終楽章は、フィナーレで、盛り上がる部分です。第1楽章で示された動機が長調の明るい調べで示されティンパニの強打で主部に入ります。第一主題は力強く、第二主題は行進曲のような性格で演奏されます。展開部、再現部のあと、長大なコーダに入り、そして冒頭の動機が高らかに奏じられます。 すなわち、暗→明へとなる曲です。単純明快な起承転結な物語の曲とも言えます。 カラヤンの指揮は簡潔でまさにこの曲の指揮にうってつけです。
カラヤンの爆演!
これは凄い。あのカラヤンがこれほど情熱を爆発させるとは!ライヴを思わせる凄まじい熱気が全曲を貫く。オケの鳴りっぷりも凄く、終楽章のティンパニ激打などには身の毛もよだつ!地響きを立て迫りくる音楽の洪水、それを自在に操る帝王Karajan…。今では聴けなくなったような、圧倒的な輝きをもつ音楽。全ての音楽ファンに是非聴いていただきたい。

チャイコフスキー:交響曲第6番

[ CD ]
チャイコフスキー:交響曲第6番

・カラヤン(ヘルベルト・フォン)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2006-11-08
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 900 円(税込)
 Amazonポイント: 9 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 659円〜
チャイコフスキー:交響曲第6番
- 収録曲 -
1. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74...
2. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74...
3. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74...
4. 交響曲 第6番 ロ短調 作品74...
5. 幻想序曲≪ロメオとジュリエット≫
カスタマー平均評価:  4.5
悲愴の頂点
言うまでもなく、チャイコフスキーの名曲中の名曲である「悲愴」ですが、 数々の演奏を耳にして、LP時代から10数枚を購入し愛聴してきました。 カラヤンの演奏もド派手なEMI盤、枯れた魅力のウィーンフィルとの最後のもの、 今、改めてカラヤンの芸術を60年代70年代80年代と聴き直し、 CDも買いなおして聴いています。 この76年当時のベルリンフィルのアンサンブルの完璧さは惚れ惚れします。 そして磨き上げた「悲愴」の美しさ悲しさに感動しなおしました。 そして、たった1000円でこの名盤が買えるとは驚きです。 チャイコフスキー入門者には絶対この1枚をお勧めします。
第3楽章についてのみの感想ですが
カラヤンによる悲愴の第3楽章は大変情熱的であり、重厚なサウンドを私たちは楽しむことができるでしょう。 そのような演奏が好みの方にはぜひお薦めしたい素晴らしい演奏です。 しかし、第3楽章はト長調によるスケルツォと行進曲であります。 優雅さと諧謔さ、軽やかさ(この例えは少し言葉選びが悪いかもしれませんが)という観点からすれば、カラヤンの演奏は元気が良すぎる、ガシガシ猛進する行進曲のようにも聞こえます。 もし、優雅さと諧謔さ、軽やかさを重視するのであればムラヴィンスキー/レニングラードフィルの演奏を薦めます。 もちろん、ほかにも名演奏はあることと思います。 いろいろと聞き比べをして、一つの曲の解釈の多様性を楽しむのも面白いかもしれません。
美しい。
私はベルリンフィルの音色が大好きです。カラヤン&ベルリンフィルによる悲愴。これが1000円で聴けるというのは信じ難いものがあります。 カラヤンは悲愴を7回録音しているとのこと。5回目、71年のベルリンフィルとの爆演、あるいは最後、7回目のウィーンフィルとの演奏が特に人気が高いようですが、私はこの76年ベルリンフィル版が最もしっくりきました。 71年版(EMIから販売)の激しさは私にはうっとうしく感じられ、ウィーンフィルとの演奏は「枯れた演奏」とよく評される通り、少し大人し過ぎるように感じられます。 この6度目の演奏は迫力もあり、カラヤン&ベルリンフィルならではの、統率がとれテンポも小気味良く、洗練された美しい音色を聴くことができ、最も万人受けするバランスの良い演奏ではないかと思います。値段も1000円と信じられないほど安いですし、クラシック初心者の方にも安心してお薦めできる一枚ではないかと思います。

チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲

[ CD ]
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲

・ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 アシュケナージ(ヴラディーミル)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2007-05-16
参考価格: 2,400 円(税込)
販売価格: 2,161 円(税込)
 Amazonポイント: 21 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,098円〜
チャイコフスキー:バレエ「くるみ割り人形」全曲 ※一部大型商品を除く
- 収録曲 -
1. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
2. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
3. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
4. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
5. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
6. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
7. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
8. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
9. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
10. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
11. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
12. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
13. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
14. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
15. バレエ≪くるみ割り人形≫ 作品7...
・・・
カスタマー平均評価:  4.5
美しい!
バレエが大好きな人にはもちろんおすすめ!!聞いててつい踊りそうになりました☆ くるみ割り素敵☆
ロマンあふれる『くるみ割り人形』がおすすめ
 1892年に初演されたチャイコフスキー最晩年の名曲『くるみ割り人形』の全曲と、1900年に初演されたグラズノフの『四季』。19世紀末のロシアのバレエ音楽をカップリングした二枚組CD。  『くるみ割り人形』は、全体にゆったりとしたテンポで語られていくロマンティックな演奏。第1幕の後半、「客人たちの出発、その夜」から「戦闘」「冬の松林」「雪片のワルツ」にかけての夢幻的な音楽の表情が素敵ですね。  ディズニーの映画『ファンタジア』でお馴染みの「アラビアの踊り」や「中国の踊り」といったディヴェルティスマンの小曲たちや、有名な「花のワルツ」といった曲では、ロイヤル・フィルハーモニーの管楽器奏者たちの艶やかな音色がよかったなあ。惚れ惚れさせられましたよ。  カップリングされたグラズノフの『四季』は、冬から春、夏、秋にかけてのロシアの移り変わる自然を、パノラマ風に描いたもの。チャイコフスキーの名曲に比べると明らかに音楽の質は落ちますが、これはこれで親しみやすいロシアの四季の音楽描写。ひとつ違和感を覚えたのが、全曲の白眉ともいうべき「秋」のバッカナールでの音楽の表情。結構気に入っている箇所なのですが、ここでの音楽の流れが、何かぎくしゃくしているように感じられたのが気になりました。  録音は、1989年11月と1990年9月、ロンドンにて。  それぞれの音楽を丁寧に説明した小倉重夫の解説文。分かりやすく、また、読みごたえのある文章でした。
明るく描かれた「冬の描写」は魅力いっぱいです
個人的にたいへん好きな録音である。89年から90年の録音だが、デッカの澄んだ音色が実にふさわしい。 まずチャイコフスキーでは、すらりとした流れのよい音楽がたいへん耳に心地よい。アシュケナージらしく、聴かせどころの直前のタメが小さく、テンポのよい流れでトントンと進んでいく。楽器の分離は明快で(ときおりその明快さが、メタリックに過ぎるかもしれないけど)、小気味よく音楽がはずみ、チャーミングな起伏に満ちている。「客人たちの出発、そしてその夜」や「戦闘」では、活力が鮮やかで、玩具楽器の出番も効果的でメリハリが利いている。「雪片のワルツ」では児童合唱が清楚で美しい。「ロシアの踊り」もノリがよく抜群の演奏効果が上がっている。 グラズノフの四季は有名な曲だが、意外と国内盤が少なく、このような廉価盤はそういった意味でも歓迎されます!冬からはじまり秋におわる標題音楽として聴くことができるが、(くるみ割り人形と同様に)明るく描かれた「冬」の描写が好ましい。個人的にも、冬場のスキーを楽しむ私は、音楽でも「明るく描かれた冬」が好きで(ヴィヴァルディの「そり遊び」のような・・)、そういった意味でもここで描かれた「冬」の心象はとても好ましい。またバッカスと巫女の輪舞を描いた終曲「秋」の壮麗な演奏効果は実に見事。愛聴盤と呼ぶにふさわしいアルバムです。

チャイコフスキー:VN協奏曲

[ CD ]
チャイコフスキー:VN協奏曲

・諏訪内晶子
【ワーナーミュージック・ジャパン】
発売日: 2000-06-21
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 1,010 円(税込)
 Amazonポイント: 10 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 850円〜
チャイコフスキー:VN協奏曲
- 収録曲 -
1. バイオリン協奏曲ニ長調
カスタマー平均評価:  5
世界最高の水準の高さ、なるほどと納得させてくれる名演。
 諏訪内さんがチャイコフスキーコンクールで優勝した時の記念Golaコンサートの録音。 バイオリンを自在に操るってこういう事なんだ、と納得。 天才の世界を少し、垣間見ることができるようです。 おそらく、競技後なので多少気楽に、自由に演奏したのではないでしょうか。  演奏は、ため息がでてくるくらいに美しく、華麗。 カメラのシャッター音がしっかりと入っているのがすごく残念。 でも記念コンサートの雰囲気つくりには役立っているのかもしれません。  すばらしい才能の開花、こういったものなんですねえ、と拍手。
コンクール本選の演奏と同じと思わない方がいいです
 
コンクール本選の演奏は、彼女特有の激情を内に秘めた音色で感動を誘い、この演奏なら審査員全員一致での優勝も当然と思われた。

しかしこのCDは優勝後のコンサートの録音であり、高揚感は本選の演奏に比べて半減。

さらに最近の諏訪内の演奏を聴きなれている方には、楽器に依る音色が物足りなく感じられるかもしれない (ストラディバリのを貸与される前なので)
 
待ちわびたチャイコフスキー
諏訪内晶子さんがチャイコフスキーコンクールに優勝した直後、FM放送でこの演奏を聴き、震え上がりました。何と言う鋭さ、何と言う深み、聞き慣れたコーガンやハイフェッツには無い新しい才能の輝きを感じました。しかし残念なことに当時発売になったCDを買い損なってしまったのです。 12年待ってようやく念願のCDを手に入れることができました。毎日2回3回と聞いて感動に打ち震えております。こんな事を思うのは私だけかも知れませんが、オーケストラは台本の棒読みのようでつまらないです。けれどもそんなことはおかまいなしに諏訪内晶子さんの演奏はすごい。
1ページ目
1990年に諏訪内晶子がチャイコフスキー国際音楽コンクールで優勝した際のメモリアルコンサート。
当時18歳の彼女のモスクワフィルハーモニー管弦楽団を凌駕する最高の演奏が楽しめます。
技術的にも難しい高音部等は鳥肌が立つ程の素晴らしさ!!
静かな感動がこみ上げてきます。
将来が楽しみな若い演奏家の歴史の1ページがこのCDであると思います。


チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

[ CD ]
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番

・リヒテル(スヴャトスラフ)
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2007-09-26
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 1,200 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
- 収録曲 -
1. ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 ...
2. ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 ...
3. ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 ...
4. 前奏曲 第12番 ハ長調 作品3...
5. 前奏曲 第13番 変ロ短調 作品...
6. 前奏曲 第3番 変ロ長調 作品2...
7. 前奏曲 第6番 ト短調 作品23...
8. 前奏曲 第8番 ハ短調 作品23...
カスタマー平均評価:  5
全盛期の巨匠同士ががっぷり四つに組んだ記録
 この演奏を聴いたとき私は驚愕した。この曲でこれほど力強く、精緻な演奏が他にあっただろうか。  カラヤンとリヒテルは知る人ぞ知る二大巨匠であり、20世紀の最高の演奏家と指揮者の一人に讃えられる者たちである。しかし、二人の性格は全く正反対と言ってよく、リヒテルは人間嫌いの内向的で内に倫理的情熱を秘めた人格を持ち、他方、カラヤンは外部の人間を常に意識し、外面的美をひたすら追い求めた人生を歩んだと概して言ってよいだろう。演奏や録音に対する態度などにもありありと表れている。その二人が全盛期に組んだ録音がこのチャイコフスキーのピアノ協奏曲である。  この録音を聴く前は巨大で奔放で華美な演奏と高をくくっていたのだが、ところがどっこい。とてつもなく巨大で、なおかつ引き締まった精緻な演奏なのである。リヒテルは全盛期の鮮やかな技巧に裏打ちされた覇気のあるピアノで、フォルテやダイナミズムの充実は言うまでもないが、殊に弱音のパッセージや緩徐部分の美しさは息を呑むほどである。リヒテルは弱音が美しいと度々言われてきたが、まさにこの演奏では彼の魅力が見事に開陳している。そして、カラヤンも全盛期の力強く、精緻な指揮でリヒテルと対等に渡り合っている。後年のレガートカンタービレも所々で聞かれるが、曲想を歪めたりはしていない。管弦楽がベルリンフィルではなく、ウィーン交響楽団である事もその一因かもしれない。例えば、第一楽章冒頭の和音も大変鋭いがあっさりしているし、コーダでの盛り上がりもピアノと共に大変冷静である。第二楽章も素朴な牧歌的雰囲気を台無しにしたりせず、ピアノと共に温かなひと時を作り出している。終楽章もはめを外す事無く、充実した音楽を創造している。コーダの部分も幾分遅めにして、じっくりとたたみかける緊張感は有無を言わさず納得するだろう。  この曲はともするとピアニストの技巧のひけらかしや常軌を逸した爆音に終始する演奏になりがちであるが、リヒテルとカラヤンが堂々と組んだこの録音では互いに個性を認め合って真摯に音楽を作り出そうという気合いが伝わってくる。かくも対照的な人間同士がこれほど完成度の高い芸術を結晶化したという例は滅多にない事であろう。これはこの時点で既にリヒテルもカラヤンも完成された芸術家であった事を示すに足りる記録であるし、全盛期の彼らだからこそ成し得たに他ならない。

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク