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最高のバランスの《ロ短調ミサ》
《ロ短調ミサ》では最高の演奏だと，今のところ信じている名作。オリジナル主義を用い，解釈，テキストの表出，演奏，バランス，テンポや流れなど，ややモダンな面が見えるとはいえ，どれもが無理なく，やはり1つ抜き出ていると思う。CTのショル，Bのコーイ，Tのプレガルディエンなど，本当に良い。

バッハの時代の様式の忠実さではレオンハルトには負けると思うけど，レオンハルトの少年のソロをヤーコプスと張り合わせるのは酷かと思われるので，すべて大人を使っている点でバランスが取れている。

ホルン協奏曲の素晴らしさに脱帽
まずは大好きなクラリネット協奏曲、プリンツのクラリネット、本当に素晴らしいです。この曲のLP・CDは何枚も持っていますが、この演奏の右に出るものは無いでしょう。分売もあります。

でもこの全集を買った最大の収穫はホルン協奏曲です。私は第3番しか知りませんでした。このCDで4曲聴いてみると、それぞれなかなかいい曲ではないですか！いやあ、驚きました。
という訳でこの全集では2枚目を頻繁に聴いています。