クラシック音楽専門店

ハイドン交響曲の最高峰だと思います。
クラシック好きといっても、嗜好というものは変わっていきます。最初にいろいろ教わった先輩から、最後は室内音楽、とくに弦楽四重奏に行き着くよ、言われてました。事実、その傾向にあります。しかし、相変わらず、いろんなものに手を出しています。６〜７年前から、妙にすきになってきたのがハイドンです。弦楽四重奏も素晴らしいが、交響曲も素晴らしい。交響曲というとちょっと肩ひじ張ってという風になりがちかと思いますが、ハイドンの交響曲は室内楽の延長という感じがします。だから、正対して聴くだけでなく、読書の時の音楽としてもいい。

聞き込んでいくと、作曲当時のようなオリジナル楽器と小編成で聴くのが一番好きになりました。いろんな指揮者、オーケストラがあるなかで、これぞ最高峰と感じたのが、ホグウッド指揮によるエンシャント室内管弦楽団によるものです。なにしろ全曲録音なのもので10年がかりの大仕事です。これが10巻目。大体、1年か2年一度のペースで出てきます。この10巻もどの曲の演奏がどうであると説明するのは難しいのですが、この巻に限らず、全体のサウンド感、音の響きが素晴らしく、心地よさは最高でしょう。一度だけライブで聴いたことがありますが、音が生きている、音に個性があると強く感じたものです。このシリーズ、ちょっと割高なのが玉に傷ですが、一生ものと割り切ってシーリーズ全巻購入してきました。聴くだけでも結構大変ですが、我が愛聴盤にひとつになっています。

これはもうメロメロ
録音は悪いものの、すばらしいCDである。
もともとメロメロ系のラフマニノフが、ここではもうどうしようもなくメロメロだ。
バチバチというノイズの向こうから聞こえる妙なる第3楽章は、ノイズだらけのモノクロ
恋愛映画を見るが如くにメロメロなのだ。ストコフスキー・ファンのみならず、ラフマニノフ

ファンにぜひとも聴いてもらいたい1枚。完全版を含め、いくつかのCDを聴いたものの、
これを越える演奏はない。
ストコフスキーのラフ２
ストコフスキーのラフマニノフ２番は、大変録音が少なく、貴重な盤と言える。たしかに、録音のレベルとかから言うと良い演奏とはいえないかも知れないが、実に軽快にすすめられる演奏にいい意味で聴衆の期待を裏切ってくれる大変聴きがいのある飽きのこない一枚である。